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貴takaの独り言・お知らせ

2015/06/28
こんなことをした、あんなことを感じた、そんなことを思った…
貴takaのそういうページです。
さーて、ユングさんのおばけ本の続きです。
あれからユングさんのイラストと日本語訳の本文を交互に参照しながら読書を続けてまいりましたが、もう無理しないことにしました。
シンプルに絵を眺めて「ほうほう、タロットカードとユングさんの絵はなかなかに共通する部分があるなぁ〜」と感心したところでこのおばけ本を閉じることにしました。
どう共通するかということろを、ちょっとご紹介します。


これがユングさんの描いた絵です。
↓ね、これなんか小アルカナの「ワンドのエース」みたいでしょう。
タロットのワンドは、棍棒で描かれることが多いのですが、上へと成長していく「樹木」のシンボルです。
このユングさんの描いた木はしっかりと大地に根が張り、左右対称で均整が取れた枝ぶりです。
成長してゆくことに微塵の疑いを持つことなく、真っ直ぐ上を目指しています。
未来や希望を示唆するワンドのイメージに重なります。


さて次の絵です。↓
構図はまさしく「審判」ですね。
天空に大きな光の球が浮かび、下界をあまねく照らしています。
光の球は太陽とは限りません。
そして光の球に近接して人の姿が描かれていますが、この人物と球の光は同じ意志を持っているように見えます。
でも下界の人間たちは光も人物も見えてはいません。
しかし天の意志というのは存在するのです。
見えないだけでいつでも、誰にとっても、真理や真実ははっきりと存在するのです。
これが「審判」の意味。
タロットカードでは雲の合間から天使がラッパを吹いているように描かれることが多いです。


では次に行きましょう。
↓ 何に見えますか?
二本の柱の真ん中に描かれた女性とおぼしき人物、そして月。
そう「女教皇」ですね。
二本の柱が示すものは無慈悲なまでの神聖さを、月はベールに閉ざされた神秘性を表しています。
天上界と地上界をつなぐ高貴な女性はかぐや姫のイメージとも重なります。
必ずしも女性であることは重要ではありませんが、少なくとも男性の持つイメージではこの役割は果たせないのです。


↓ 次はこれ。
↑ この構図は「節制」と共通しています。
大自然の中に一人立つ羽根を広げた人物、そして両手を胸の位置で交差しています。
手の中にはなにやら光る物体が見えます。
「節制」は錬金術と深い関わりがあり、人間を越えた力によってある物質を別の物質に変化・変容させる意味があります。
人物の光背と広げた羽が、この人物が人間ではないか、特殊な力を持っていることを示しています。


↓ これはいかが?
画像が小さくて少しわかりにくいかもしれませんが、真ん中に花芯のようなものがあり周囲に4人の人物。
構図的には「世界」のカードと同じです。
世界は中心の輝き(光)から周囲に放射状に広がってゆき、広がった先々で他の世界とつながっていくのです。


↓ タロットカードにはありませんが、最後はこの絵をご紹介したいと思います。
剣を持った若者(英雄)がドラゴンを対峙している絵です。
ドラゴン退治のお話しは神話として世界中に存在していますね。
それは現代でも映画やゲームなどで受け継がれています。

日本にもドラゴン退治のお話しがありますよ。
古事記の中でスサノオノミコトがヤマタノオロチを退治しています。
課題に取り組んで人としての成長を果たすというテーマがこのドラゴン退治のお話しの骨子ですから、洋の東西を問わず同じようなお話しが存在しているのです。


少し専門的な話になりますが、ユングさんは「集合的無意識」という言葉を残しています。
無意識の領域には、個人的な体験とは関係なく人間が原始的に持っているイメージというのがあり、それを指した言葉です。
たとえば神様のイメージであったり、天国や地獄のイメージなど洋の東西を問わず、誰もがほぼ共通して心に思い描くイメージのことです。

こういったイメージの集大成がタロットにつながっているのだろうな、と考えると感慨深いものがあります。
西洋占星術やタロット占いをなさる方は、ユングさんの本などご覧になると新しい発見が得られると思いますよ。

先日他府県に出張鑑定に行ってきました。
トイレの手洗いボウルの近くにジェットタオルがありました。
親切に使い方が表示されています。
5〜8秒かけて使用するという情報を、生まれて初めて得ました。

5秒以上ということは、4秒以下ならば乾燥の効果がないので5秒は使えということなのか。
上限は10秒は長すぎる、9秒でもアウトということなのか。
今までもっと時間をかけて使用していたので、私は後に使用したい人を随分妨げていたことになります。

夏なら生乾きでも自然乾燥するでしょうけど、冬場の秒はキツイですね。
すぐにハンドクリーム等でケアをしないとアカギレになるかもしれません。

え?
それがどうしたって?
だから最初に言ってあるでしょ、どうでもいい話だって。

ユングさんってご存知?
スイスの精神科医・心理学者で精神分析家のあのユングさん(カール・グスタフ・ユング)です。
この方はスピリチュアルの家系にあり、親戚に霊媒師がいらっしゃったそうです。
ご本人も霊界に強い関心をお持ちであったようで、西洋占星術やタロットの原理と通じる部分があります。

さてこの人が執筆した手記で、死後50年経って出版された本に「赤の書」というものがあります。
原稿は手書きの装飾文字で、ユングさんの心に沸きあがるイメージを絵にしたものがふんだんに織り込まれています。
それを図書館で借りてきたのですが、とにかく大きくてビックリ!! なのです。
まぁ見て下さい。
閉じた状態で縦40cm、横30cmあります。重さは10kgはありそう・・・
原語部分を入れて423ページあります。
比較のためにB6サイズの本を並べてみました。
気軽に電車の中で読むなんてことは到底できません。

読破はとうに諦めました。
絵本のつもりで眺めるようにします。

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