先日岡山市に出張鑑定に行ってきました。
大変多くのお客様にお越し頂き、盛況のうちに鑑定を終えることができました。
この場を借りて皆さまに御礼申し上げます。
さて岡山と言えば、貴takaにとってはもう10年以上前から訪ねたい場所がありました。
それが岡山市立オリエント美術館です。
中央アジア、中近東あたりから発掘された美術品が展示されています。
その展示品の中に面白いものを見つけました。
↑ イラン中西部で発掘された12世紀の陶器の壺で、黄道十二宮が浮き彫りにされています。
左側に見えるのは獅子、右側はサソリでしょうか。
地上に天災・人災があっても天上では規則正しく季節が移ろいで行く、そこに人々は安定や安心を願ったようです。
人々の願いは今も昔も変わりません。
さてこの美術館はなかなか凝っていて、トイレも一見の価値がありました。
古代エジプト人にも十分通用するピクトグラムですね!
さらにもっと凝っているのが…
なんとトイレ内の手洗いボウルなんですよ、これ。
ちゃんと水道と洗剤の蛇口があるでしょ?
中近東好きの貴takaにとっては非常にワクワクする空間でした。
しかしながら現代のシリアの内戦や、パレスチナの惨状、イエメンの内乱、イランの先鋭化など、心が痛むばかりです。
今回岡山滞在中に2回行くことができましたが、また機会があれば行こうと思っています!