貴takaのひそかな楽しみ…
毎年秋になると決まって出かける場所があります。
この日も快晴で、紅葉がとてもきれいでした。
実はここ、奈良国立博物館隣接する日本庭園なのです。
秋の奈良といえば正倉院展です。
鹿を見ながら博物館に行き、展示品の見事さに心を奪われ、お茶席で抹茶を一服。
というのが貴takaの秋の恒例になっています。
宝物の素晴らしさもさることながら、それを一千数百年にわたって維持管理してきた先人たちの精神が素晴らしい!
大正時代の職人が宝物を修復する写真も展示されていたのですが、神経を集中させて真摯に取り組んでいる様子に尊いものが感じられます。
無私の心で専念する、言うが易し行うは難しですが、鑑定の際にも十分に肝に銘じておこうと決意した次第です。