タロット占いが好きな人でも、カードの名称を全て覚えている人は多くないでしょう。
大アルカナ22枚のうち「恋人」「悪魔」「太陽」など、絵柄と名称が近似しているものは問題ありません。
しかし「女教皇」「力」「節制」などは絵柄からイメージしにくい名称なので覚えにくいカードと言えます。
先日タロット占いを初学者向けに手ほどきしていた時のことです。
まずは大アルカナ22枚の名称を覚えることから始めてもらいましたが、やはり覚えにくいカードで躓きます。
しかしトレーニング中、カードを引くたびにこの覚えにくいカードばかり出るのです。
まるでカードが「ほら、わかるかい?」と言っているかのように。
占いの時だけでなく、こんな場面でもタロットカードはその時その人に必要なカードを出してくるんだなぁと思わず感心してしまいました。
カードのサービス精神の旺盛さに脱帽! です。